Pくんにビックリ!

教室の様子

こんにちは。たきもとピアノ教室のたきちゃん先生です。

今回は、年中の男の子 P君に私がビックリ仰天したという話です。

小さい生徒さんとのレッスン

有り難いことに、最近ではいろんな年齢の生徒さんが通ってくれています。特に増えてきているのが、年少・年中さんです。

私がこの年齢の子供たちと接する時に大切にしていることは、まずはピアノ教室に喜んで来てもらうということです。

幼稚園の先生時代の経験から、特に年少さんは大人が思いも付かない行動をすることがあります。

今となれば、いい思い出ですが…。私が度肝を抜かれた経験談を紹介します。

・外遊びから帰ってくると、男の子がアップライトピアノの上でくつろいでいた。→ひえ~。心の中で叫びながら、「危ないからおりようか。」とできるだけ冷静に抱っこしておろしたのでした。

・男の子のトイレでしてみたかった!(後からどうしてしたの?と聞いたところ、本人が答えました。)と立って使う便器に大をした女の子。→「今度は、女の子のほうでしようね。」と、できるだけ冷静を装いつつ、絵本を読む時間だけど皆待っててね…と超スピードで始末をしました。

・きずいたら、粘土を食べていた男の子。→ひえ~。よだれが緑色になってます!急いでうがいをさせました。これまた、小さい子供はうがいがまだできない子もいるので、必死にやって見せました。多少は飲んだかな?

・豆まきの豆を鼻の穴に入れて取れなくなった男の子(生の大豆は鼻の中で水分を含み膨張して、とれなくなるのです。)→即、病院へ。無事にとれて、良かった。

全部、年少さんです。大人は忘れてしまった自由な発想満載です。

なので、ピアノ教室に来てくれる生徒さんも年齢が小さいほどに、私の予想を超えてきます。

ピアノを弾きたい子はしっかりと指導しますが、ピアノはほどほどにして遊びを取り入れた教具を使いたい子も多いです。

Pくんを知りたい

年中のPくんも遊びながら、レッスンしてきました。賢さが、行動や話から垣間見れるのですが、いざ弾くとなるとお母さんのところに行ってしまい、同じところを辛抱強く続ける時期が続きました。

お母さんがよく辛抱強く待って下さったと思います。

私も手をかえ品をかえ、レッスンに臨むのですが、どうも上手くかみ合いません。

そこで、お母さんと相談して、ある方法を試してみることにしました。

ひとりでレッスンを受けてみませんか?

小さい生徒さんは、基本お母さんに一緒にいてもらいます。レッスンの進み方を理解してもらい、お家での練習を習慣化してほしいからです。また、私が汲み取り切れない気持ちの代弁者になってももらいます。でも、生徒さんによっては、一人のほうが落ち着く…という場合もあります。こちらの確率のほうが、多いかもしれません。

Pくんは年中さんだし、ちょっと早いかな?と思いましたが、チャレンジしてみることにしました。

弾ける笑顔

レッスン当日、ドキドキしながらPくんを待ちました。

Pくん到着。一人で受けると、自信満々の顔つきです。(お母さん。上手にお話してくれてありがとう!)そして、いよいよスタート!

なんと!なんと!ビックリ仰天!

いつものPくんも垣間見れるものの、ピアノもすすんで弾くことができ、新しいことには「これはなあに?」と学ぶ意欲満々です

そして、今まで習ってきたことが、しっかりと頭に入っていることも確認できました。

帰る時のPくんの満足そうな顔!私の宝物の経験になりました。

Pくん、ありがとう

タイトルとURLをコピーしました