こんにちは。滝本ピアノ教室のたきちゃん先生です。
どういうふうに、この音を出すか…どんなふうに弾きたいか…とっても大切なことです。
今回は、年長さんのⅭちゃんから学んだことを書きますね。
ある日のレッスン
今、ラシドを勉強しているⅭちゃん。場所も覚えて、指も少しずつスムーズに動くようになってきています。
弾き終わって、何故かうかない表情?
どうしたの?
Ⅽちゃんがゆっくりと言った言葉に、衝撃を受けました!
「ここ、もっとすぐに入りたい。」
もっと拙い言葉の表現でしたが、意味はそういうことだな…と理解しました。
この曲は、2段目が1オクターブ下で弾くことになっています。Ⅽちゃんは、ポジション移動を素早くしたい…と自分で思っていたのです。
ほとんどの場合、そこの部分は私が指導して子供たちが直す。という流れです。
Ⅽちゃんの場合は、ちょっと遅い気もするけど、年長さんだし…そこまで細かく言わなくてもいいかな~なんて思っていた矢先のことでした。
その後、私のアドバイスを一緒に試してみて、来週までに練習しておくことになりました。
来週が、楽しみにです!
どんなふうに弾きたいか?
自分に置き換えてみると、深く考えて練習してるかな?少々、疑問です。
こんな風に弾きたい…というイメージは多少ありますが、この音はどういう音を出そうか…そのためには、どんな腕の使い方をしょうか…など細かく考えて弾くという練習はあまりしてこなかったと思います。
先生から言われたところを練習する。
ん~、それをすることにも努力が必要ですが、その先の練習。
自分の耳で聴いて、考える。
弾き方にはいろんな弾き方がある。
曲によって出したい音はかわってきます。
同じスタッカート(音を短くきる弾き方)でも、曲・場所によっては弾き方がかわってきます。
ん~ピアノって奥が深い!…だから おもしろい!
もっと、勉強するぞ!!
そして、Ⅽちゃんありがとう。