安心する大切さ

教室の様子

こんにちは!滝本ピアノ教室のたきちゃん先生です。

生徒さんと向き合っていると、笑顔いっぱいのレッスン・うまくいかなかったレッスンと様々です。

うまくいかなかった時は かなり落ち込みますが、よく考えてみると その経験が 宝物になるんですよね~。 

子供たちは、私の先生です。

1週間の練習をねぎらいます。

私は、最初の演奏は 何も言わずに しっかりと聴くようにしています。生徒さんが 間違っていたとしてもです。その理由は、1週間練習してきた 努力をねぎらう意味と どこまで理解が進んでいるか 見極めるという意味もあります。

実は こう思うように なったのにも 失敗経験があるんです。

私のもとに 通って来てくれている 元気いっぱいのA君。

A君は コツコツと練習できる頑張り屋さん。この日も自信満々にピアノを弾き始めました。

ん? リズムが違う…。曲の始めのほう・何回も出てくるリズムということもあり 私は止めて 直すように 指導しました。

しかし…。

いつも 明るいA君が、とっても落ち込んじゃって。 その後のレッスンも やる気 が出てくるまでには 時間がかかってしまいました。

この出来事。後でじっくりと考えました。

自分がA君だったら…。

私が子供だったら、がっくりしちゃいます~。

A君のように 感情を表に出せることは いいことです。

結局は、私が時間のことを考えて 待てれなかったんです。

それ以降、どの生徒さんにも 始めの演奏は 気持ちよく 弾いてもらってから 指導するように しています。

まずは、否定ではなく 肯定から入る…

すると、子供たちの やる気も最後まで続き、一歩踏み込んだ 指導もできるように なっています!

魔法の言葉「間違っても いいんだよ。」

子供たちの根っこは、みんな真面目です。だから、上手に弾きたい…という気持ちが 伝わってきます。

その分、できなかった時に ズーンと落ち込んじゃうこともあります。

そんな時に発動するのが

魔法の言葉「間違ってもいいんだよ。」

この 言葉の威力は半端なく 子供たちの顔が 安心に満たされていくのが 分かります。

メンタルがやられちゃうと、こちらが 何を言っても 響きません。だから、安心感は 私の教室では 1番大事!

安心した分、課題はしっかり出しますよ~。(笑)

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