目指す教室像

教室の様子

手の形を熱心に言い過ぎたことにより、子供たちのモチベーションがガタ落ちしました。

やってしまいました~。

先生になって、大きな壁です。

自分でしたことなのですが…。

子供たちのこれからを思って指導したことなんですが…。

つい熱が入ってしまい、細かいところまで言いすぎてしまいました。

子供たちのテンション「ガタ落ち」です。

この時ばかりは、自分で猛烈に反省しました。ピアノを好きになって欲しいと始めた教室なのに、これは違うと思いました。

憧れのピアノの先生になって、順調に生徒さんも来てくれ、皆さんに助けられ、ありがたいことにとてもスムーズに歩んできました。

そして…。今回、壁が出現した感じです。

失敗も成功のもと

ちょうどその頃、私と生徒さんの都合でまるまる1週間以上、レッスンがお休みになりました。

初めのうちは、みんなの様子が気になって仕方なかったのですが、日がたつにつれて、私の気持ちもやっと落ち着いてきました。

考えてみれば、今回のことは、

行動してみないと分からなかった。

でした。だったら、くよくよ思っていても仕方がない。今回の失敗をもっといい教室にするために役立てよう!

失敗も成功だ!

失敗から見えてきたそれぞれの大好きピアノ

今回のことから学んだことは、私のピアノ人生で大切なことでした。

私が良かれと思って進めたことと、子供たちの気持ちの食い違い。みんな優しいし真面目なので、取り組もうとしてくれました。

でも、とても根気がいる作業なので、いっぺんには無理だよね~。

先生急ぎすぎました。ごめんね。

私の教室に来てくれている子供たちが、求めているものは楽しいです。

そう。我が教室は子供たちの「大好きピアノになるお手伝い」をするのです。

良いものを提供しようと、一瞬迷子になっていたのかもしれません。

子供たちの楽しいって何?

さて、ピアノの楽しさといえば、自分で好きな曲を弾けたりすることですよね。でも、まだあまり弾けない子供たちにとって、「楽しい」って一体何なんでしょう?

始めの頃は、グッズをたくさん使ってレッスンしていました。そのほうが、子供たちは楽しそうだったからです。

でも、しばらくして「あれ?グッズで楽しむって違うような気がする。グッズは、ピアノの理解をスムーズにするためのものだな。」と気づきました。

それからは、小さい子供たちにはよく使いますが、年長さんぐらいになると、本来の目的で使うようになりました。

ピアノとは、すぐに楽しいと快楽が味わえるものではないのかもしれません。

レッスンを受けて理解し、コツコツと練習を重ねてできるようになる。きっとその時のできた喜びが楽しいなんでしょうんね

その経験を積み重ねることにより、自分にはできるという自信になっていくんだと思います。

私の目指すピアノ教室は、これなんです。ピアノとは、自分のペースで向き合いながら、自分にはできるという自信を持つ子供になって欲しい。

先生の器

少し前に、新しい生徒さんからの問い合わせを心待ちにしていた時がありました。

今も来てほしい気持ちは変わっていませんが、ガツガツ思わなくなったというか…。

それは、今回の学びがとても大きかったです。

きっと…

こうやって、いろんなことを経験しながら先生としての器が大きくなっていくことで、その先に新しい出会いがある!

今は、そう確信しています。

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