こんにちは。たきもとピアノ教室のたきちゃん先生です。
年明け早々に、大阪から現地の調査にきていただきました。写真は社長さんの作業風景です。どれぐらいの遮音性の部屋を入れたらいいかなどを、機械を使って測定してもらいました。以前、某有名メーカーの防音室を担当されていたり、建築士でもあったりと…。すべてお願いした後に分かったことですが、安心して任せられそうです。
それが決まると、今度は好みの音場づくりです。
大阪に出発!
素人には分からないことだらけ~。
お仕事として、ピアノ教室をかまえる場合、やはり近隣への音対策は一番に考えることです。
今はユニットタイプの引っ越し可能な防音室があるので、それを取り入れることにしました。(一般的な個人のピアノの先生のお宅のレッスン室に比べると、狭い感じはするかもしれません。4畳なので…。ユニットタイプでは、広いほうなんですよ~。)
検索してみると、大手メーカーさんや建築会社さん…いろいろと出てきます。
正直言って、何を信じたらいいんだろう?
高価な買い物なので、慎重に選びたいところです。
そして、決めたところは大阪にある防音堂という会社です。決めては、ご自分の仕事が大好きで誇りを持って取り組まれている熱意を社長さんから感じたからです。
周りに迷惑をかけないよりも、弾く人が気持ち良く弾ける防音室
大阪と東京に会社があるそうで、自分に合う音場を決めるために大阪に1月末に体験に行ってきました。
熱い社長さんとお話していると、「皆さん、防音室に求めるものは、一番に周りに迷惑をかけない遮音性を言われますが…。僕たちが目指しているものは、遮音性はもちろんですが、弾いている人が気持ち良く弾ける音楽室作りなんです。」と言われました。
確かに、遮音性ばかりに目が向いていました。響き過ぎる部屋で弾く時に、音が反響して細かい音の表現が聴き取りにくかったり、長く弾いていると耳が疲れたと感じることがあります。
なるほど。贅沢な気もしますが、お願いすることになりました。
★これがサウンドチューニングパネルです。
高音は気持ち良く響かせ、低周波だけ吸い取って、楽器の原音をそのまま耳に届けてくれます。
壁に音がぶつかって跳ね返る時に、音を拡散して音同士のぶつかり合いを少なくしてくれます。
★これが吸音パネルです。
原音を大切にしながら、音の響きを調整します。
私は両方を設置してもらうことにしました。
偶然の出会いからの防音室でしたが、こんなにプロ仕様になるとは!
ご縁がある方と心地よさを共有したいです!